相手のことをよく知ること

少しづつ暑さも和らいできて、過ごしやすくなりつつありますね。ワンスタディの竹本です。

日本では内閣総理大臣が変わり、海の向こうアメリカでも大統領選挙へ向けた活動が活発化してきていますね。
リーダーはこれからも変わっていくと思いますが、私たちにとって(特に子ども達にとって)明るい未来となることを望むばかりです。

さて今回は「相手のことをよく知ること」というテーマで書いていきたいと思います。
相手のことを知る・・・何か物事を行い成し遂げようと思った場合、相手(人やモノ全般)のことをいかに知っているかがとても重要になります。
例えば、野球の話でいうと相手のピッチャーがどんな球を投げてくるのかということを知っているか、知らないかで準備の大変さが大きく変わります。
ピッチャーはストレートとカーブを持ち球にしていてそれ以外の変化球は投げることができなかったとします。もしこれを知っていた場合、バッターであるあなたはストレートとカーブのどちらかを待っていれば良いですよね?選択肢が絞られます。しかし、この情報を知らなかった場合、あなたはどんな準備が必要になりますか?どんな変化球を投げてくるかわからないため、カーブかもしれない、スライダーかもしれない、もしかしたらフォークかもしれないと色んな選択肢を準備しておかなければならなくなるのです。(相手のピッチャーはストレートとカーブしか投げられないのにも関わらずです)ヒットを打てる確率はガクッと下がりますよね?

 

勉強(特に高校入試)においてもこれは同じように当てはめることができます。
兵庫県の高校入試における合否判定は内申点(250点満点)+入試テスト(250点満点)=500点満点で判定されます。見てもらえばわかるように内申点が50%を占めています。これはとても大事なところです。高校入試の合否判定が普段の学校生活における内申点で半分決まってしまうのです。
いかに普段の学校での態度や課題の提出、中間期末テストを大切にしなければならないかということです。
このことをしっかりと理解して意識しているかしていないかで最終的には大きな差となってかえってきます。高校入試はよく知らないピッチャーではありません。どんな球を投げるのかを明確に教えてくれています。相手のことをよく知り理解していれば、ヒットを打てる可能性は大きく上がるはずです。

 

ワンスタディではこのことをしっかりと生徒に伝えていきたいと考えております。

2020年09月16日